小野国際社会保険労務士事務所

また某社の社員から登録、、、

スタッフ「小野さん、またY社のスタッフからの登録が・・・」

小野「あ、本当だ。。。 また ^^;」

おはようございます、小野です。

同じ企業から同時期に複数のスタッフによる転職希望、人材紹介会社あるあるです。

「新しい上司とあわない。」
「上司が何を考えているのかわからない。」
「全然スタッフのことを考えてくれていない。」
「会話がない。」
「怒ってばかり。」
「勝手に話を進めていく。」
「タイ人の事を理解してくれない。」 等々、、、

転職希望理由は「上司」、そしてその大半がタイ人上司でなく、「日本人上司」。
退職する人材は我々エージェントに対しては、やはり自己の転職理由を正当化したいもの。
しかし、よくここまで上司の不平不満を言えるものです。。。
※もちろん退職時には、会社には決して本音を語ることなく別の理由を伝えます。

基本的に我々エージェントは、特に人材に対しては退職時に感情的になりやすいので
中立的な立場で判断するように心がけています。しかし今回のように、同じ企業から同時期に
複数の転職希望者が出る場合は、「企業側に問題があるのでは?」と考えざるをえません。

上述のように「タイ人の事を理解してくれない。」と不平不満をこぼす求職者の方もいますが、
今回のようなケースは、タイに限ったことではありません。世界共通です。

今回のケース、ほとんどの場合が部下に耳を傾けない(傾けようとしない)上司からの
一方通行コミュニケーションに起因するものです。我慢できなくなったスタッフの退職が続くと、
その上司は挙句の果てには「まったくタイ人は、、、」と自らを一切顧みること無く、「タイ人」と
一括りにしてしまうので、このまま組織運営は泥沼化、負のスパイラルに突入してしまいます。

このような上司は、日本でも一方通行コミュニケーションで部下に接していた方が多いようです。
しかしなんだかんだ言っても世界的にもやはり日本人スタッフは我慢強く、そうそう簡単に退職
しません。或いはその上司の方は、日本では自身の上司に守られていたのかもしれません。
なので、自分のマネージメントスタイルが正しいと勘違いしたまま異国の地でも同じ手法で
外国人部下をマネージメントしようとします。

これでは外国人の部下をマネージメントできるはずがありません。

と、偉そうに語っている私ですが、私自身こそが完全なる超一方通行コミュニケーション型
上司でした(汗)。20代の時に外国人の部下を持つことになった私は、
部下の話を一切聞かず、とにかくコミュニケーションが一方的でした。
時として烈火の如く怒鳴り散らし、「コミュニケーション」というより「言葉による攻撃」と言った
ほうが表現的には正しいのかもしれません。

今のご時世だと「パワハラ上司」と言われそうです。
とにかく退職者が後を経たず、1日で退職するスタッフはもちろん、中には昼休みに
ランチに出たきり失踪したスタッフもいたほどです。。。

「いや?嘘でしょう?」と言われるほど、当時を知る人間から見れば別人と化した私(汗)。
何が変わったか一つ挙げろと言われたら、
「部下の話をしっかり聞くようになった」。それだけです。いたってシンプルです。
(経緯を話しだすと大長編になるので別の機会に、、、

もし貴社に新たに赴任されてきた部課長の方が、或いはご自身がスタッフの
エンドレスな退職に悩まれている場合、明らかに上司側のコミュニケーションスタイルに
問題があると、まずは検証すべきだと思います。

果たして自分は部下の話をしっかり聞くことができているのか?
客観的に一番簡単にチェックできる方法は、奥様或いは旦那様など、身近なパートナーに
「俺(私)、話ちゃんと聞けてる・・・?」
と質問してみてください。パートナーの話をしっかり聞けている方は、私の経験上、
部下の話にもほぼしっかり耳を傾けられています。

ちなみに私は家内から、
「あなたは人の話を聞いているのか聞いていないのか、わからない時がよくある。」
と、ズバリ。まだまだ全然ですね。。。(汗)

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。(小野)