おはようございます、小野です。
皆さんは「キャリアブレイク」という言葉をご存知でしょうか。
キャリアブレイクとは、一時的に雇用から離れる離職、キャリアの中にあるブレイク期間の
ことを指し、欧米などでは一般的な言葉だそうです。
私自身はこの言葉を、ある先輩から先週教えていただきました。
長く転職業界に携わっているにもかかわらず、知りませんでした汗
勤務先を退職後、次の就職先に入社するまでの期間に空白がある場合、いわゆる「ギャップ期間」
と言います。その空白期間に何をしていたのか、求職者の方に確認をおこなうのが、我々の業界では
一般的です。時としてそのギャップ期間は、ネガティブに捉えられる場合もあります。
しかしキャリアブレイクの観点からすると、学び直しやスキルアップ、心身のリフレッシュなど前向きに
離職期間を使おう!と、むしろポジティブな休暇として捉えられています。
欧米では浸透しつつあり、2022年にはLinkedInが、職歴にキャリアブレイクを追加する機能を
搭載したことで話題になったそうです。
いま振り返ってみると、私自身にもキャリアブレイクがありました。
2013年、長いのか短いのかわかりませんが半年ほどの期間です。
当時台湾で前職を退職、この退職は周囲に随分驚かれましたが、何よりも私自身が
一番の驚きでした。まさに想定外の退職です。心身ともに疲弊していた私は、退職後は
特に次のことも決めておらず、最初の1ヶ月ぐらいはボーッとしていたような気がします。
その後は吹っ切れたように、ASEAN諸国を周って友人・知人に会いに行ったり、
ヨーロッパ一周旅行にも行ったりもしました。
そして10年間ほとんど日本に帰国も出来ていなかったので、地元福岡の実家にも長期帰省
しました。母親は息子の帰省を喜ぶというよりは、「あんた大丈夫ね?」と、働き盛りの30代半ば
の息子が無職でブラブラしているのを心配そうに見ていましたが、、、
このキャリアブレイク期間中にいろいろな場所でいろいろな方に会い、自分自身が心身ともに
整っていき、そして周囲の方々の強力なサポートのお陰で、最終的にタイで人材紹介ビジネスを
開始することになりました。これも半年前のキャリアブレイクに入る直前の私からすれば、
もちろん想定外です。
半年の間、将来に対しても自分自身に対しても、ふと不安にさいなまれることが何度かありました。
ただこうやって今振り返ってみると、心身ともに大いにリフレッシュもでき、新たなスタートの準備期間
という意味において、私の半年間のキャリアブレイクはとても充実したものでした。
人生のうちに何度もキャリアブレイクを経験する方もいれば、定年まで突っ走る方もいると思います。
中には「定年なんてない!!」と、生涯現役で走り続けるバイタリティーあふれる方もいます。
私自身に次のキャリアブレイクがあるのか、現時点ではわかりません。
ただ周りにキャリアブレイク中の方がいれば、その方が将来より充実したキャリアを送ることが
できるよう、出来る限りのサポートができればな、と感じております。
これからは面接の際、ギャップがある方に対しては、状況に応じて「キャリアブレイク」の視点から
質問を投げかけてみようと思います。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。(小野)